産労総合研究所の「企業と人材」の8月号にWPL(ワークプレイス・ラーニング)の特集記事を掲載

ワークプレイス・ラーニングで活気ある職場を

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10月30日東京大学安田講堂でWPL2009が開催されました。カルチャ・コンビニエンス・クラブ、アサヒビール、バンダイ3社のケーススタディをベースにWPLのあり方をディスカッションしました。今年のテーマは、個と組織の成長関係でした。WPLのコンセプトは、用語レベルで随分浸透してきていると感じます。一方で、現場レベルでは、実際にどんな施策を打つことができるか、体系的なWPL”手法”については手探り状態という声が多く聞かれました。上記の記事が一助になれば幸いです。

情報システム学会第2回研究発表大会(ISSJ2006):人間中心の情報システムを考える-「社会と情報システム」セッションで発表

弊社ではGA研究会の初年度経過報告として論文発表を行いました。

SOC-01:「グローバル・アライアンス(GA)研究会の活動報告“GA に必要な考え方”」

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ICT業界におけるグローバル展開は一般的になりつつある反面、オフショアリングにおける品質、コスト、時間の各要素においてビジネス的に厳しい状況が顕在化するようになってきました。そのため、より低コストの人材を求めて新興国へ目を向けたり、逆に沖縄などの国内地方に目を向けて開発拠点の分散化を図る企業も出てきました。一方で、海外人材から見る日本市場の魅力はアライアンス戦略の不明確さや報酬面で徐々に薄れつつあります。本研究会では、グローバルアライアンスの現状を踏まえて、アライアンスの成功と強化に必要な要素は何かを人材マネジメントの視点から浮かび上がらせ、産業界への還元を試みます。今年は中間報告と位置づけて、活動経過報告を致します。

発表大会のご案内

情報システム学会 グローバルアライアンス研究会発足

弊社では、情報システム学会の研究分科会であるグローバルアライアンス研究会に参画し、グローバル・アライアンス戦略と留意点及びヒューマンリソースの多角的考察(先端的技術パラダイムの影響を含む)を行っております。

研究会のご案内

現在、グローバルな展開がIT業界でも一般的に観察されるようになってきています。しかし、オフショアリング案件での品質トラブル、ブリッジSEの過負荷、海外ITベンダー視点からの日本市場の魅力の薄さ、海外IT人材視点からの日本市場の魅力の乏しさは明白であり、早急に解決すべき課題であると認識しています。これまで、学会の中では、グローバルプロジェクトやアライアンスについて研究し成果を社会、産業界に還元する試みは極めて稀少であったと言わざるを得ません。グローバルアライアンス研究会は以下のテーマについて、国民性の文化比較などを含む幅広い視点から、事例や現場に密着した視点とアカデミックな視点を融合させ考察します。また、その結果をレポートし、社会、学会、産業界の方々にお役立ていただければと願っております。

  • 海外技術者のハンドリングを効果的にするために何が必要か?国内での教育研修のあり方も含めて考察
  • グローバルなアライアンスの成功要因とは何か?
  • 効果的なアライアンスプランニングの要素とは何か?
  • ITライセンスの相互認証制度やUMTPなどの普及のアジア圏展開のカギは何か?
  • アライアンスを組む上で有効な手順は、法的手順の他に留意すべき点として何があるか?
  • 上記の点で、アジア圏を超え、ロシア等の成長著しい国家群の場合はどうか?
  • OSS等の先進的技術パラダイムはグローバル化にどのような影響を与えているのか?

情報システム学会第1回研究発表大会(ISSJ2005):情報システム学のあり方を探る-「情報システム学と人材育成」トラックで発表

弊社では「IT人財育成論」研究プロジェクトを立ち上げて論文発表を行いました。

B-05:「情報システム人財育成成功の視点・・・グローカル優位性を目指して」

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情報システム人材(IT人材)育成に多くの企業が頭を悩ませている。特に2007年問題に象徴されるように、継承の問題をはじめ、技術の幅の広がり、進展の早さ等の要因で従来型のOJTによる「先輩の背中を見て育てる」式の教育が多くの場合、功を奏さない状況となっている。一方、国内のみならず、インド・中国をはじめASEAN諸国を中心に海外勢との熾烈な競争を余儀なくされているのも事実である。本論文では、グローバルにもドメスティックにも競争優位をもたらす人材育成の視点とは何かをコンサルティング実践事例を通し例証することを試みるものである。

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