情報システム学会 グローバルアライアンス研究会発足

弊社では、情報システム学会の研究分科会であるグローバルアライアンス研究会に参画し、グローバル・アライアンス戦略と留意点及びヒューマンリソースの多角的考察(先端的技術パラダイムの影響を含む)を行っております。

研究会のご案内

現在、グローバルな展開がIT業界でも一般的に観察されるようになってきています。しかし、オフショアリング案件での品質トラブル、ブリッジSEの過負荷、海外ITベンダー視点からの日本市場の魅力の薄さ、海外IT人材視点からの日本市場の魅力の乏しさは明白であり、早急に解決すべき課題であると認識しています。これまで、学会の中では、グローバルプロジェクトやアライアンスについて研究し成果を社会、産業界に還元する試みは極めて稀少であったと言わざるを得ません。グローバルアライアンス研究会は以下のテーマについて、国民性の文化比較などを含む幅広い視点から、事例や現場に密着した視点とアカデミックな視点を融合させ考察します。また、その結果をレポートし、社会、学会、産業界の方々にお役立ていただければと願っております。

  • 海外技術者のハンドリングを効果的にするために何が必要か?国内での教育研修のあり方も含めて考察
  • グローバルなアライアンスの成功要因とは何か?
  • 効果的なアライアンスプランニングの要素とは何か?
  • ITライセンスの相互認証制度やUMTPなどの普及のアジア圏展開のカギは何か?
  • アライアンスを組む上で有効な手順は、法的手順の他に留意すべき点として何があるか?
  • 上記の点で、アジア圏を超え、ロシア等の成長著しい国家群の場合はどうか?
  • OSS等の先進的技術パラダイムはグローバル化にどのような影響を与えているのか?