組織の中で仕事をするということ

とある会議室に通された時のこと。そこには、ホワイトボード一面に次のような言葉が所狭しと並んでしました。

  • 正解(正しい答え)はありません。あるのは<選択>と一歩を踏み出す<勇気>だけです。
  • レフトやライトを<守って>いるのではありません。わたしたちは<野球>をしているのです。勝つために。
  • <楽な>姿勢が<正しい>姿勢とは言えません。
  • <正確>に書いても<正確>に説明しても、<正しく>伝わるとは限りません。
  • ルールは手段として<守らなければ>なりませんが、ルールを<守っていて>はいけません。
  • ムラ言葉を<使って>いませんか?自分たちではムラ言葉を<定義>して、どんどん使いましょう!

なかなか考えさせられる言葉ばかり。組織の中で決められたことを守ることに必死になり、忙しい忙しいと言って、仕事をした気になる、一方で、その仕事は何のために誰に対してしているのかということが置き去りになり、新しいことへの挑戦や相手の立場に立った改善ができない、そういうことを戒めているのだと思います。

組織の中で仕事をしていると、つい当事者意識が薄れてしまい、みんなで足を引っ張るか、逆に、一人で割り切って一匹狼や個人商店になるという、組織化の課題を見ることが多々あります。意識を変える第一歩として、会議のたびに上のような言葉が目に入ってくれば、否が応でも考えてしまいますね。

先日の日経新聞の記事にこんな一文が。

早く行きたければ1人で行け、遠くに行きたければみんなで行け・・・

アフリカのことわざだそうです。全くその通りだと。みんなで遠くに行きたいですね・・・。

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