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舌トレーニング

山下久明さんの「背すじは伸ばすな」が新書化されたので再読。

とってもいい本なので、最近クライアントに贈呈しています。

そのクライアント(某上場企業社長)からお礼のメールを頂いたので、それに対して再度返信しました。

以下はそのメールのコピペです。

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お忙しい中、メールをいただき、ありがとうございました。
舌トレーニングがお役にたつことを希望いたしております。
まずは顔の形が変わっていくことをご実感いただければその後のトレーニングのなによりの励みになると思います。

活き活きの「活」は<サンズイ(=水)に舌>と書きます。
これは「唾液が十分にでて、舌が、つまり口腔が十分に潤っている様」を表しているようです。
唾液を十分に出すためには、舌が口腔の上側に張り付いていなければなりません。

逆に、「乱」は「舌が垂れ下がっている様」を表します。
舌を口腔内の下にたれ下げると、よろずのものが「乱れる」ということでしょう。
漢字という文字は本当に良くできています。

特に、食事の際には十分に咀嚼して食物を液体化し、それを唾液と十分に混ぜてから嚥下することが大切だと感じております。
舌トレーニングはそうした正しい嚥下を実行するためのものでもあります。

山下さんは「舌=口腔こそが消化器官であり、胃腸は吸収器官である」とまで言っています。
そして昨今では「胃腸は第二の頭脳である」ともいわれるようになりました。
であればこそ、胃腸に本来の脳としての機能を十全に果たしてもらうためにも、山下さんがいうように舌に消化器としての昨日を十全に果たしてもらわねばなりません。

普段からの口腔内の置ける下の位置、食事の時の咀嚼~嚥下の方法、そうした基本的なことが実は何もわかっていなかった。
そういう想いにあの本を通して私は導かれました。
とはいえ、それは逆、そうしたことがちゃんと分かって実践できれば、私の身体はまだまだ伸びシロを持っているということでもあるはずです。

社長が常日頃おっしゃっておられる「正しいことをする」ことが、企業の「成長の源泉そのもの」であるということとそれは同じことだと思います。
それを自分の身体で証明すること、それもまたコンサルタントとしての私の使命であると確信いたしております。

単に「若さを保とう」とするのではなく、「いっそう健康になろう」とする。
身体論と経営論にまたがる、私のそうした願いとそのための実践の成果をまたお見せできる機会があるように念願いたしております。