昨日は日立SBさんに研修で出講。
同社での4回目の「グローバルリテラシーセミナー」です。
Globalization(現象)とGlobalism(イデオロギー)との違いというところから説き起こして、我々はGlobalist(主義者)ではなくてもGlobalizationには対応しなければならないという認識を立ち上げる。
ちょうど、攘夷論者が倒幕の果てに開国して日本の近代化をリードしたように。
資本<主義者>ではない、我々が資本制生産体制の下で企業活動をしているように。
問題は、Globalistでない者がGlobalizationに関してGlobalistである者と競い合って互角以上の戦いをするためはある種のアクロバシーを必要とする、ということ。
それはどのようなものか?
どのようなものではないか?
といったことを一緒に考えました。
英語力の不足といったことに問題を矮小化することなく、母語による思考力を鍛えて磨き上げ、母語によるコミュニケーション力の次元を上げる。
日本でしか役に立たないことは日本でも役に立たなくなる。
ちょうど、「ある会社でしか役に立たないようなことは、実はその会社でも役に立ってはない」のと同じように。
だからこそ、本当に日本で役に立つ人材になれれば、それは即グローバル人材でもある、とも言える。
「ある会社で本当に役に立っている人は、どの会社に行っても役に立つ」というのと同じように。
白熱の議論ができとても楽しかったです!