カテゴリー別アーカイブ: 大人、成熟、勤労観

大人になるということ-2

早川です。

成長とはASISからTOBEに至ることである。
そのASISとTOBEを「子供から大人へ」としてみるのはどうか。
TOBE=産業人としての大人になること、産業人としての成熟。
そこまできました。

そこで、産業人として大人になるとはどういうことかを考えねばなりません。
まず確認しておきたいのは、大人になるとは達人やスーパーマンになることではないということです。
そういう突出した先端、前衛を目指そうといっているのではない。
むしろ、「普通であることの閾値を上げる」ことの方が大切だと考えたい。
大人になること=成人すること=人に成ることは万人に求められていい課題だからです。

では、あらためて産業人として大人になるとはどういうことか。
その資格の核にあるもの、それは「勤労観」を持っているということだと思います。
「仕事観」、「労働観」と言い換えてもいいでしょう。

人はなぜ働くのか?
自分はなぜ働くのか?

まず大切なのはその「答え」を持つことではない。
この「問い」を持つことです。
そして、問いを深めることを成長の原資としていくことです。

人はなぜ働くのでしょう?
あなたはなぜ働いていますか?
その問いはあなたによってどれくらい長く保持されていますか?
その間その問いは問いとして深くなったでしょうか?
そういう問い、悩み、葛藤はあなたの勤労観を練り上げてきましたか?
問いを深める過程で生成される仮説としての勤労観はあなたの成長の原資となってきましたか?

Love & Peace!