他者の判断に追随する傾向

「いつか僕の身体が職人になっても、心の中は子どものような夢でいっぱいでいたい。
傷いっぱいつけてお嫁さんにいく。
傷いっぱいつけてお婿さんにいく。
床屋帰りのように、僕は悲しくったって元気いっぱいだ」
(早川義夫、「ラブゼネレーション」より)

「経済物理学」に関する記事を読んでいたら、こういう文章に遭遇しました。

「人間には、自分が下した判断による失敗で傷つくことを避けるために、他者の判断に追随する傾向がある」。

で、唐突に上記の言葉を思い出したわけです。
手元に本がないので、覚えで書きました。

「ラブゼネレーション」は私の青春のバイブル。
こういう台詞にキックされ、ドライブされて育った(自分を育てた)ために「他者の判断に追随する傾向」がうまく育たなかったみたいです。
成長というのは「傷いっぱいつけて」ナンボだ、とはなから思ってたんですから。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>