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人生は何もしないには長すぎるが、 何かをするには短すぎる

「人生は何もしないには長すぎるが、
何かをするには短すぎる。」
(詠み人知らず)

Life is too long to do nothing;
life is too short to do something.

だからこう続けるべきでしょう。

We need to make the own goal, because life is so long.
But the goal must not be a stupid one, because life is so short.

人には各々自分自身ゴール(目標)というもが必要だ。
人生は長いだから。
しかし、そゴールはくだらないもであってはならない。
人生は短いだから。

人は自分が変えようとしているシステムの一部である

「人は自分が変えようとしているシステムの一部である。
自分を変えようとしないことによって、人はかえってそのシステムを強化してしまう。」

(フランシス・ウェシトリー他、「誰が世界を変えるのか」より)
Anyone is a part of a system that he wants to change.
It reinforces the system that he does nothing to change himself.

変革を志すものは「自分が変革されるべきシステムの一部である」ことをまず認識していなければなりません。
そのように、「他責性」(人のせいにすること)から免れた人だけが本当の変化をもたらすことができます。

「他責性」→「自責性」
「他人事」→「自分事」

そうした認識がある人は、システム改革のためにはまず自己変革が必要だということを知っています。
そして、そのように自己変革を遂げた人には他の人もついてきます。
それがシステム全体の変化に繋がるのです。

逆に自分を変えようとしない人は、そのことによって結局、既存のシステムを強化してしまいます。
自分を変えない→システムの「自分という一部」が変わらない→システムが変わらない→システムの変わらなさを強化してしまう。

ですから、組織の変革リーダーはまず、自分自身の成長リーダーでなければなりません。
それを私はこういう公式で表現しています。

自分を動かす→他者を動かす→組織を動かす
自分自身の成長リーダー→他者へのサーバント・リーダー→組織の変革リーダー

怖ろしいこと

命がいつか終わってしまうことを怖れてはならない;
それがいつまでも始まらないことを怖れよ。
(グレース・ハンセン)

Don’t be afraid your life will end;
be afraid that it will never begin.

人は自分死について考えることを好みません。
考えることがおそろしいからです。
でも、本当におそろしいは、「本当に生きる」ということを最後まで経験することなく、人生が終わってしまうこと方です。

そうした経験をするどころか、「本当に生きるとはどういうことか」という問いにさえ出会うことないままに命が終わることも稀ではない。
それは本当におそろしいことです。