「ニューロンの働きがひとつの出来事であり、一大事件となるに違いないのは、まさにそれが自ら出来事を作り出し、そしてプログラムを出来事化する、すなわち、ある意味でプログラムを脱プログラム化することができるからなのだ」
(カトリーヌ・マラブー、「わたしたちの脳をどうするか」より)
マラブー・シリーズ第二弾。
「プログラムを脱プログラム化」なんて上手いこといいますねー。
つまり、脳には「非決定論的」(=非機械的、非運命的)領域がちゃんとある(=自由だ!)ということ。
そして脳の機能の自由性(=出来事性)を信じるということ自体が、脳において生じている。
うーーん、奇跡だ!