まず獣身をなして後に人身を養う

「まず獣身をなして後に人身を養う」
(福沢諭吉、「福翁自伝」より)

Raise your child as a beast first, and then as a human being.

福沢諭吉が自伝の中で「子育て」について書いた文章の一節です。
こう続きます。

「生まれて3歳-5歳まではいろはの字も見せず、7・8歳にもなれば手習いをさせたりさせなかったり、まだ読書はさせない。

それまではただあばれしだいにあばれさせて、ただよく衣食にはよく気をつけてやり、また、子どもながらも卑劣なことをしたり賤しい言葉をまねたりすればこれをとがめるのみ、 そのほかはいっさいなげやりにして自由自在にさせておくそのありさまは、犬猫の子を育てると変わるところはない。」

「まず獣身をなす」とは強烈な言葉です。
私は今頃になって「獣身をなそう」としてます。
順番、間違ったかなー?!

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