「おまえたちは骨の髄までありきたりだ」
(山田太一、「早春スケッチブック」)
NHKの番組、「DEEP PEOPLE」を観ています。
http://www.nhk.or.jp/deeppeople/
この番組の「連続ドラマ脚本家」の回に、岡田惠和、中園ミホ、尾崎将也が登場。
自分に一番影響を与えたTVの連続ドラマは?という質問に、岡田惠和、尾崎将也の二人が、山田太一の「早春スケッチブック」を挙げます。
中園ミホも同調し、三人で、 上の台詞についておお盛り上がり。
わたしもリアルタイムでこの番組を見ていました。
山田太一のものはみんな好きだったけど、「早秋スケッチブック」は確かに良かった。
「沿線地図」も良かったなー・・・。
上の台詞、山崎努のものですが、彼が続けてどう語るかも覚えています。
「おまえらは骨の髄まで<ありきたり>だ!
<ありのまま>なんていうのは凡庸だということだ。
人生には<偉大>としかいえないような次元もあるんだ!!」
たぶん、正確ではないと思いますが、私の記憶の中ではこんなふう。
今思い出すと、ずいぶん影響されたなーと思います。