「陳腐化したものを計画的かつ体系的に捨てる」

「イノベーション戦略の一歩は、古いもの、死につつあるもの、陳腐化したものを計画的かつ体系的に捨てることである。

イノベーションを行う組織は、昨日を守るために時間と資源を使わない。
昨日を捨ててこそ、資源、特に人材という貴重な資源を新しいもののために解放できる。」
(P・ドラッカー、「マネジメント」より)

“The first step of innovation strategies is to throw away old, dying, and stale things in a planned and systematic manner.
Organizations doing innovation never spend time and resources to protect yesterday.
Only by throwing away yesterday, you can release resources, especially valuable human resources, for something new.”

「もしも高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」という本がベストセラーになりました。

ドラッカーが有名になるのはいいことです。
上の言葉、「計画的かつ体系的に捨てる」というところがいいですね。
「人材という貴重な資源を新しいもののために解放」するということろも泣かせます。

「イノベーションを行う組織は」というところを「イノベーションを行う個人は」と言い換えてみましょう。
イノベーションは組織にだけでなく、自分個人にも必要なのですから。

今日という時間を「昨日を守るため」だけに使わない。
そういう覚悟!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>