「自分だけのストライクゾーンを見つけ、 いつでもそこに剛速球を投げ込む制球力」

「発言については一切手を抜かず、渾身の剛速球を投げる。
しかし、ストライクゾーンははずさない。
暴投することもなければ、デッドボールを投げることもしない。
自分だけのストライクゾーンを見つけ、

いつでもそこに剛速球を投げ込む制球力を身につけた。」
(加藤嘉一、「われ日本海の橋とならん」より)

加藤さんは「中国で一番有名な日本人」と評される人物。
1984年生まれ、28歳。
静岡生まれ、生粋の日本人。

彼は、2005年に反日デモが北京であったときに、北京大に留学生としていて、現地のTVにコメントを求められます。
その際の対応、コメント力で一躍時の人となり、現在では「中国で一番有名な日本人」といわれるまでになる。
なにせ、中国の国家主席がかれのツイッターのフォロワーだというのですから驚きです。

自分より若い世代に、見るべき人を見つける。
これは歳を重ねた者だけに許される数少ない喜びの一つです。

“Look! The man!”

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