「すべては一人一人の意欲から始まる」
(「日産Way」より)
「日産 驚異の会議」という本を読みました。
「会議は問題解決のツールである」という認識から出発して、
従来の会議がそのようなものとして機能していない現実を認め、そこで「会議プロセスを新たに開発する」ことにする。
その新たに開発された「会議プロセス」が紹介されています。
その新たに開発された「会議プロセス」が紹介されています。
プロセスの中身についてはここでは解説しませんが、わたしが「会議コンサル」で言ってきたことと重なる部分について、わたしの側が発信してきたキーワードを二つだけ紹介させてください。
<会議の外部と内部を定義する>
<発言と意見と決定を区別する>
プロセスそのものも秀逸ですが、「新たに開発しなければならない」という気づきがなにより大切だったのだろうと思います。
「失敗論」の文脈に置き換えると、失敗を成長につなげるためにはどうしても次のことがまず認識されねばなりません。
1:失敗した(している)と認める
2:その失敗は自分の失敗であると認める
3:自分の失敗の原因は自分が発見し、自分が改善しなければならないと決意する
これはタフな要求のようですが、実は現実的で積極的な覚悟です。
過去と他人は変えられませんが、未来と自分は変えようがあるからです。